ご挨拶

Link・マネジメント
代表理事 井戸 和宏

認定NPO法人Link・マネジメントは、「あったらいいな」を実現します。

「認知症ケア実践者が研修でモチベーションを高め、良い刺激をし合える仲間と出逢っても、現実世界に戻って3カ月もすると継続することが難しくなる。」そんな意見を聞き、人と繋がる機会や場所を設定できれば実践が継続し、目標を達成することに貢献できるのではないか。そのような考えから指導者仲間に協力を依頼しスタートしたのが当会の始まりでした。
NPO申請時、相模原市での届け出を行ったことから、市内を1つのモデルとして認知症関連施策の不足した部分を補う活動を開始。キャラバンメイト育成を通じて、地域を愛する市民との様々な出逢いがありました。

市民には様々な事情をもつ人がいます。教える人、教わる人の関係ではなく、「互いに助け合える仕組みがあったらいいな」という声や、「メイト連絡会があったらいいな」という声に自費財源で組織づくりを行い、その活動が認められ、相模原市の委託事業に発展しました。
「人と人、環境などが繋がり絆をもつ」ことと、「組織の成果を上げるためにヒト・モノ・カネなどの経営資源を効率的に活用し、リスク管理を行って、あらかじめ設定した組織の目標やミッション達成を目指すこと(マネジメント)」の2つがLink・マネジメントの由来です。

この活動モデルが、今後の日本の社会的な課題を解決する一つの「カギ」になることを願っております。